東日本ヤマハOB会会長  佐藤陳夫

今日は3人の来賓を迎え、東北、北海道から7人の方々が参加いただき、総勢159名の人数で総会が盛大に出来、心より感謝を申し上げます。

この1年間OB会活動を進めてまいりましたが、特に大きな変化は女性会員の拡大の効果が大きく出てきたことであります。 参考のために申しますと、一昨年の女性会員の増えた人数は3人でしたが、今回はなんと14名の方が増えました。 これは今後のOB会の発展の基になってくるのではないかなと考えています。
OB会の目標として今後も是非、女性会員の方々を増やす活動を継続しやっていきたいと思っております。

それからOB会は現在50歳を最年少として92歳まで総勢600人近い方々がおられます。 いかに多くの方を活動に参加いただくかという点についてはまだまだでございます。現在いろいろな会合に出ていただく会員はまだ40%位しかありません。 これを毎年2%でも3%でも増やしていければ活性化したものになるのではないかと思います。
それにもう一つは今日の総会は13回目になっていますが、その間、年々会員が増えてまいりました。 同好会の数も増え、その参加者も増えています。 また情報交換をしあうホームページ、会報についても充実してまいりました。 正にOB会の一番大切な会員同士の親睦が見事に実を結びつつ、一歩一歩前進をしていると思います。

OB会の活動には親睦を図るというテーマに加えて社会貢献をすすめていこうということもテーマにしております。 同好会のシニアアンサンブルが非常に熱心に地域活動をやってくれていまして、病院や介護施設で演奏し、 非常に社会貢献度も高まってまいりました。またホームページでご覧になれますように、会員、個人個人でもかなり社会貢献に参加されていましてそれぞれの場で活躍していらっしゃいます。

今日も土井さん、三木さんにおいでいただきましたが、私共OB会にとって大きく変革しましたのは今日ご出席の土井社長のおかげです。 2年前に東北大震災の時のチャリティーコンサートを行いました。 これを始めるときにアンサンブルのメンバーから、出来たらヤマハホールを使いたいという要請がありました。

土井さんにお会いしまして、お金が無いので何とかならないかという話を申しましたら、「無料でも良い」とは言われませんでしたけれども、それに近い気持ちで全面的に応援しますということを言われました。 結果的にはスタッフの動員から器具の貸出まで全部無料でやっていただきました。

一方、OB会のメンバーはヤマハホールが超満員になる位に集まりました。私はこのコンサートがOB会の大きな転換点になったと感じています。
かなりの会員がご夫婦で来られていました。 大体OB会というのは男の会のように見えますけれども、奥さんも参加される会になったらいいなと願っております。そういう意味ではこのチャリティーコンサートが結果として大変な社会貢献もしましたが、同時にOB会にとっては一つの転換として夫婦同伴という会が出来ました。この延長線上で本年1月の椿山荘の新春賀詞交歓会も大成功を収めました。 この会も夫婦同伴がかなり増えまして、20数組のご夫婦が集まってくれましたが2年前のチャリティーコンサートがそのきっかけであったことを思い、改めて今ここで土井さんに感謝申し上げます。 

最後に私から申し上げたいのは、今後の展開は十数年間の歴史があるOB会ですから特に新しいことをやる必要はありません。 新しい同好会を作ったり、女性会員を増やしたりということをしながら、未来永劫的にこのOB会が親しみある温かい会として続けば十分ではないかということを申し上げて、誠に簡単ではありますが挨拶に代えたいと思います。

One for All, All for One
information
東日本ヤマハOB会
2013年度総会会長挨拶

トップページに戻る