皆様、お元気に新年を迎えられたことと思います。
東北支部の皆様、震災後ご苦労の中いかがお過ごし
ですか。
東日本OB会は、昨年12月時点で関東地区519人、
東北地区71人、北海道地区37人で、総人員 627人
で構成されています。
当OB会の最大の目的である会員相互の親睦を深め
る同好会が、関東地区は16.東北5.北海道3.が活動
中です。是非、より多くの会員或いは、会員の仲間の
参加を期待しております。
one for all,all for one
東日本ヤマハOB会
2011年を回顧しますと、千年に一回と云われる大震災の影響があまりにも大きく、今なお
数々の後遺症が残っています。
明るいニュースが少ない中、二つのニュースに注目しました。
第1は、11月22日、167日間の宇宙生活が終わり、元気に地球へ帰還した宇宙船
ソユーズの初の日本人船長の古川聡さんが見事に所期の目的を達成したニュース。
特に宇宙からのメッセージ「富士山は日本の心。日本人としての誇りを胸に、いよいよ
地球に帰還します。」が記憶に残ります。
第2は、ワールドカップで優勝した女子サッカーの「なでしこジャパン」の快挙、試合が
進む中、自信と実力がつき、決勝は世界一の実力チーム、アメリカを破りチャンピオン。
日本女性が多分野で世界一流レベルにあることが、改めてサッカーにより、再認識
されました。
今年の東日本OB会のスローガンは、『絆』を掲げました。この『絆』が実証されました
のは、東北大震災に関連した二つの活動でした。
第1は、東北在住の71名へのお見舞いです。北海道を含め何か応援できないかとの声
が上がり、募金活動に決まり、何と80%近い423人が参加され、又他地区からの募金も
あり、更に連合会からも100万円の協力支援をいただき、各会員に手渡しで33,000円
ずつお見舞いが出来ました。
第2は、楽器業界として被災地の幼稚園・小、中、高校に対し、楽器関連の復興支援
として「こどもの音楽再生基金」が設立され、東日本OB会としてこの趣旨に賛同し、
11月1日ヤマハホールでチャリティーコンサートを開催しました。
開催にあたり、ヤマハ株式会社から物心両面で大きな支援をいただいた事、又、岩見
真佐子氏(二期会会員)、楠司郎氏(OB会員・ハーモニカ全国大会優勝者)がボランティア
で特別出演いただいた事も合わせ、感謝しております。
更に今回のコンサートで大きな役割を担った松本洋二さん(編曲・指揮)を中心とした
24名のシニアアンサンブルも大活躍されました。
今回のコンサートは、チャリティーであると同時に、ヤマハOB会員の夫婦が多く参加
できるよう昼間に開催したことでホールは満員となり、大成功でした。
この二つの活動は未経験の分野でしたが、OB会員の大きな支援と協力、
幹事の皆さんの情熱が一体感をつくり出し、『絆』が確認できたと思っております。
継続することに意味のあるOB会は、今年も会員相互の連繋・親睦を目的での同好会、
年齢に相応する講演会、更なる情報交換の場としてのホームページのより一層の充実に
向けて、幹事一同努力して参ります。
今年の東日本OB会総会は5月31日(木)、銀座東武ホテルでの開催が決まっております。
年一回の会員同士が気楽に集まれる会です。
多数のご参加を期待しております。
人が今年も、より幸せになることを願って