東日本ヤマハOB会の皆様、新年おめでとうございます。
昨年は12月の衆議院選挙で民主党が完敗し政権が自民党に戻りました。
この国が危機的状態の選挙で、投票率が60%を切ったことが今後に残された大きな課題です。今年の参議院選挙の投票率が大幅に上がることを期待しています。個人の意見ですが民主主義国家として二大政党政治の構築を願っています。
東日本ヤマハOB会は昨年12月1日現在、北海道40名、東北71名、関東甲信越525名合わせて636名の会員で構成されています。年齢は松尾智夫様、波川豊正様の91歳から51歳、平均年齢は69歳です。ヤマハの名の下で時を過ごした仲間達が、第三の人生を有意義に過ごす何かをOB会が提案できればと思っております。
活動の柱は会員の親睦と、会員相互の情報提供です。
親睦の主力は同好会で各支部とも世話人の創意工夫により年々参加者が増えて活発に活動しています。同好会の数は北海道3、東北5、関東甲信越で16になり、ますます充実して参りました。
情報提供は東日本ヤマハOB会独自のホームページで同好会や各支部の活動、会員の動向及びOB会行事等々を編集委員の努力により頻度多く更新され、年々内容は充実してきています。延訪問者数は年間で約2万5千人、ページの閲覧は17万ページになるときいております。
今後さらに存在感のあるOB会になるよう、幹事の皆さんと共に努力して参ります。
新年ですので明るい話題を提供します。
クロマグロを世界で初めて産卵から稚魚までを陸上で養殖し供給と価格の安定を図るプランが水産庁で進んでいるニュースです。
魚の中で人気の高いクロマグロは世界的に人気が高まり特に中国人の消費量が急増し価格も上昇。現在は資源確保のために、太平洋、大西洋と海域別、更に国別に漁獲量が決められています。国別消費量は日本が最大です。
一方稚魚から育てる養殖マグロは実用化され日本でも近畿大学が完全養殖に成功、すでに市場で販売されています。しかしこの養殖方法での最大の問題は天然稚魚の安定捕獲が難しく長期的に漁獲量が減少になるとみられています。そこで考えられたのが産卵を管理された水槽の中で行い稚魚の養殖を安定させる方法です。具体的には長崎市の港湾に面した陸上に養殖施設を建設、今年4月に稼働。5年後に10万匹規模の養殖用稚魚の供給を目指しており、実現すれば現在捕獲している天然稚魚50万匹の20%に相当します。将来規模が拡大すれば安定供給に結びつき食べやすくなることが期待されています。
さて、OB会全体の行事としては、1月21日に初めての賀詞交歓会を催し、5月14日に総会を開催することが決まっております。皆様とはそこで親しくお会いできるのを楽しみにしております。
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東日本ヤマハOB会会長 佐藤陳夫