「ありがとう!」の気持ちを込めながら年始のご挨拶を申し上げます。
【あの日】から1年10ヶ月が過ぎました。東日本の皆さまを中心とした全国OB仲間からの物心両面に亘るご支援はまるで1か月前の出来事であったがごとく私たちの心から薄らいでいくことはありません。

しかし!、野原と化したJR山下駅前跡の広場には当日は700名の参加者があり大盛況、久々の再会に手を取り合って喜ぶさまはまさしく復興に向けてのエネルギーの高まりを感じたと涙ながらに話してくれました。

支部メンバー最大の被害者の一人とも言える坂根さんがこんなに頑張っているのですから支部OB会の活動も“絆”を合言葉にしながら震災前を格段に上回って活発に行われました。
新設された「カラオケ」「健康麻雀」同好会は毎月開催が定着、「ゴルフ」「遊民の会」は年1から年2に拡充。
「四季遊覧」も参加者倍増。「みちのく“絆”通信」の発刊定着、恒例の忘年会はOGゲスト10名と北海道支部片山さんの参加もあり前年同様50名近い参加者で大ブレークでした。

新しい1年、私達は元気と勇気を出して前に進むことを誓います!

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One for All, All for One
東日本ヤマハOB会
touhoku

東北支部長 小澤孝一

2013年 新年のご挨拶
被災地の住民の多くは仮設住宅を始めとした仮の住まいで 正月を迎えましたが支部会員の坂根守さん(支部、監査担当)もその一人です。
失った自宅は宮城県南部の太平洋に面する山元町、住民600余名が尊い命を失った町です。とりわけ住んでいた花釜地区は海岸沿いだったため壊滅的被害を受け、住民は散り散りバラバラにならざるを得ませんでした。
坂根さ
んも数か月間の中校体育館での避難生活を経て現在は隣接する内陸部の町に仮住まい生活をしています。
坂根さんは「復興のためには離散してしまったミンナが一堂に会する機会を作るしかない」と決心、「花釜区盆踊り大会」を実施すべく自ら実行委員長として行政を始め関係諸団体を東奔西走し実施にこぎ着けました。

@地区住民犠牲者の鎮魂の場
A散り散りになった住民の再会の場
B早期復興への弾みの場
 と位置付けての活動だったそうですが当日までは「本当に住民が戻って来てくれるのか・・・・」不安でならなかったそうです。 
大ブレークした2012年忘年会