会員からのお知らせです

 高梨廣孝さんから下記のようなお知らせが寄せられましたのでご紹介します。
日本の伝統工芸の彫・鍛金の創造力を、ネッサロンでお馴染みの「スクラッチ
モデル」を通して表現された書籍が3月28日に出版されます。




スクラッチモデルについて、ウエブマガジンで執筆しておりました、それがきっかけでこの度出版に漕ぎつけました。 3月末の出版となりますが、アマゾンに告知されましたのでお知らせいたします。  
私は日本の彫鍛金技術を基本に制作をしておりますので、その技術の紹介を兼ねて執筆しております。推薦文を載せる表紙の帯には、前東京藝術大学学長で文化庁長官を務めた宮田亮平先生にお願いするしかないと考え、お願いしました。全てお読みいただきご快諾を得て、素晴らしい推薦文をお寄せいただきました。

高梨廣孝

  https://x.gd/wKM20

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  https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784752260400

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「超絶技巧」。
伝統的工芸の技巧を駆使し、昆虫や動物を「いまにも動き
出しそう」なくらいに忠実に再現した作品への賛美の言葉。
本書では、創作対象を、モーターサイクルにした作家のス
クラッチ・モデル作品と、その技巧を解説と写真で紹介し
ます。
日本の伝統工芸である「彫金」「鍛金」の技法の解説、追
求する「忠実な再現」のために高めた術、そして異なる素
材を組み合わせて表現方法を広げるなど、作家による独創
を公開します。金属工芸の技法を会得し、プロダクトデザ
インに携わってきた作家から創り出された作品は、「現代
にも活かされる伝統工芸」を語りはじめます。
モーターサイクルという現代の道具にある開発者の意図を
感じ取り、唯一無二のスクラッチ・モデルへ反映するのは、
作家の精緻な術と眼差しが活かされたもの。それは「現代
を表現する」という伝統的工芸の可能性を追い求めての創
作活動です。写真から「これは実車」と見紛うかもしれま
せん。
その感覚は、作家による「超絶技巧」を感じられた瞬間です。
部品の一つひとつを伝統工芸の術で形作り、そして組み上げ
た作品には、作家の意思が込められています。
金属工芸の技法、道具の使用方法はもちろんのこと、創作
への手順など、「超絶技巧」について、
323点の写真で知
識を深められる一冊です。
  

 

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