会長新任挨拶(要旨) 齋藤和男
この度、佐藤会長のご逝去を受けて、後任の会長を務めることになりました。自分自身、会長の器でないことは重々自覚しておりますし、戸惑っているのが今の正直な気持ちです。任期は佐藤会長が残された1年間ですが、よろしくお願いいたします。
前任の佐藤会長は、東日本ヤマハOB会の副会長を6年、会長を5年務められ、まさに東日本ヤマハOB会のリーダーでございました。その在任期間中、特に女性会員の拡大に注力され、現在は関東甲信越で37名にまでなりました。さらにその内5名の方が幹事として、8名の方が同好会の世話人として活躍中です。女性の会員増に伴い、総会、賀詞交歓会、同好会への女性の参加が増え、どの会も雰囲気が非常に明るくなり、3・4年前とは会の印象が大きく変わりました。
政治の世界に話が跳びますが、安倍内閣は「輝く女性応援会議」や「男女共同参画会議」などを立ち上げ、女性が活躍できる社会の構築を目指しています。他の政策の評価は別として、この女性の活躍というのは賛同できる政策です。こういう世の中の流れも踏まえ、私も佐藤会長が引かれた女性会員の拡大という路線を踏襲して参ります。
それと、先ほどヤマハ(株)の細井様からお話がありましたように、ヤマハの国内営業体制が大きく変わり、昨年の4月には2つの新会社が、今年の4月には3つの新会社が誕生しました。こういったことも踏まえ、我々東日本ヤマハOB会としては、ヤマハが100%出資する会社・財団を包含する、トータルのヤマハOB会を目指したいと思っています。ヤマハ企業グループで、同じ目標に向かって汗を流した仲間が、定年後も親睦を深めることで、人生を有意義に過ごすことに少しでもお役に立てれば、という思いでOB会を運営して参ります。
近年、OB会の活動も幅広くなって参りました。5月の総会に加え、昨年からは1月に新年賀詞交歓会も開催されています。OB会活動の原点ともいえる同好会は、昨年度新しい同好会が二つ誕生し、現在は合計で18の同好会が活発に活動しております。また、ホームページ上では、昨年「ネット展覧会」がスタートした他、「ペット自慢コーナー」といった楽しいページも設けられています。
こういった幅広い活動が展開される一方で、少し残念なのは、活動に参加されている会員が、全会員数の50%に満たないという現実です。現在も仕事を続けられている方や、個別にいろいろ事情を抱えている方もいらっしゃると思いますが、出来るだけ多くの方が参加していただけるよう、楽しいOB会の運営を目指したいと思っております。会員各位のご支援のほど、よろしくお願いいたします。
簡単ですが、以上をもちまして、私の挨拶といたします。ご静聴ありがとうございました。
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