OB会からのお知らせ


   2015年度総会来賓御挨拶(要旨)  ヤマハOB連合会会長 岸田勝彦様
 


皆さまこんにちは。東日本OB会の総会がこのように多くの方々のご出席のもと、盛大に開催されますことを心から喜んでおります。
私自身、一昨年の東日本の総会に出席させていただいた時にも感じ、今日の総会で正に実感いたしましたのは、このOB会活動が極めて組織的に展開され、また全員の参画意識を大事にしながら展開されているということで、会員の満足度はおそらく全国の中でもトップレベルではないかということです。
この満足度の高いOB会活動をやっていただいている皆様方に対し、心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。
さて、今日のような高齢化社会ですと、私共シニア世代が毎日元気で活力をもって生活していくということが、世の中全体の雰囲気を良くしていくのだろうといつも思っております。 従って、私はOB会は正に元気集団作りといつも感じているわけですが、それでもやはり我々シニア世代にはいくつかの課題があります。
それは3K、つまり健康と経済と孤独への対応です。 とりわけ大事な課題はいうまでもなく健康問題です。齢を重ねるに従って、あちこち少し故障が出てくる。そうすると皆さん全部齢のせいにしてしまう。 医学の専門家にいわせますと、齢のせいで起こることと、齢とは関係なく起きるこ


とがあるが、それを年寄りの方はごっちゃ混ぜにしていて卑怯だと。 齢のせいでないことまで齢のせいにしているのではなかろうかといっているわけです。
そして私が申し上げたいのは、「加齢は平等に来るが、老化は不平等に起こる」ということです。
このことは医学の専門家もいっておりますが、生活習慣が老化の大きな鍵をにぎっているということです。デンマークの研究集団が昨年の秋に発表した研究成果では、遺伝子の寿命に及ぼす影響力はたった30%であるというのです。
親が早く死んだから自分も危ないと思う方が結構多いのですが、DNA=親の責任にしちゃいけません。 DNAは30%で、70%は生活習慣をどう構築するかが寿命に影響するのだということです。
また、脳と骨は70歳を過ぎたら成長しないそうですけど、筋肉は成長するそうですから、寝たきりにならないためには、たとえ1日5秒でも筋トレをやれと医者はいっております。

いろいろ申し述べました。最後になりましたが、ここまで東日本OB会を盛り上げていただきました役員の方々の献身的なご努力に心からの敬意と感謝を申し上げるとともに、今後も東日本ヤマハOB会が益々発展されますことを念じまして、私の挨拶に代えさせていただきます。有難うございました
 
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